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おしっこで消火活動?!看護師として初めての体験でした 2017年12月12日

私は現在、名古屋で派遣看護師をしています。
以前は常勤看護師だったのですが、結婚した夫が転勤族のため、いつ転勤になっても動きやすいよう今の派遣看護師という職へこちらのサイトから転職しました。
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当時、常勤看護師だった頃の思い出に残っている出来事をお話しします。
当時、名古屋のとある総合病院の内科と整形外科の混合の病棟で働いていて、その日は夜勤でした。
0時過ぎに、自宅のトイレに行こうとして転倒し大腿骨骨折で80歳代の男性患者さんが入院してきました。
ご家族から一通り状況をお聞きしたところ、数年前より認知症を患っているとの情報がありました。
大腿の骨が折れ、痛みも生じていたため患部の安静と鎮痛の目的で足を牽引する処置を行いました。

処置と、入院の手続きが一通り済み、その頃には患者さんも眠りにつき始めていたので、ご家族にも一旦ご帰宅していただきました。
色々あって疲れているだろうし、今日はこのまま朝まで眠ってくれると良いなと思っていたのですが・・・。
夜中の2時頃に突然廊下から「火事だぁーーーーー!!!」と大声が聞こえてきたのです。

もう一人のスタッフと慌てて駆けつけると、薄暗い廊下の角に先ほど入院したおじいさんが立っていました。火などどこにもありません。
おじいさんは「大変だ、大変だ」と、本当に目の前に火元があるかのように慌てふためいています。
牽引の器具を自分一人で外し、片方の足が骨折しているのにも関わらず歩いて廊下まで出てきた事、先ほどの大声で驚いた他の患者さん数名が様子を見に集まってきてしまった事に、私も、もう一人のスタッフも少し戸惑ってしまいました。

集まって来た患者さんには火事ではないことをお伝えして帰室するよう声掛けし、お爺さんには「取り敢えず、車いすに座りましょうね!」と、もう一人のスタッフが車いすを取りにいったのですがその間もお爺さんは「うわぁ~!火が!!」などと言っています。
そして、ガバッとズボンを下げて廊下の角に向かって放尿しました。
高齢者特有の細く頼りない放物線を描き、大半はズボンに掛かってしまっています。
そして一言
「よし、消えたぞ。」と言ったのです。

心の中で「ちょいちょいちょーい!!!おしっこで鎮火ですかーーー!!!」と突っ込みながら、思わず薄笑いを浮かべてしまいました。
車いすを取りに行って戻ってきた同僚は「ちょっと、何、どういう状況!?」と驚いていました。
おしっこで消火活動に成功したお爺さんは、その後は大人しくお部屋に戻り朝まで眠ってくれました。

後日、ご家族からそのお爺さんは若いころ消防団に属していたと聞いて、身体に染みついた習慣が彼をそうさせたのね、と納得してしまいました。

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